韓国語語尾の活用パターンを知るためのチェックポイント7項目

韓国語には動詞・形容詞の活用があります。

 

単語の形がコロコロ変わるので、韓国語を始めたばかりの人だけでなく、勉強歴が結構ある人でもよく間違ったりしますよね?

 

そんな活用なんですが、よくよく整理してみると原則は3つしかありません。

 

韓国語の活用一覧表を覚えるまえに知っておきたい活用3つの原則

 

大事なのでもう一度確認すると、

 

1)基本は「語幹」にそのまま「語尾」をつけるだけ

 

但し、例外があり

2)語幹の最後の母音が陽母音か陰母音かにより形を変える語尾がある

3)語幹の最後にパッチムがあるかないかで形を変える語尾もある

 


以上が韓国語の動詞、形容詞の活用の基本です。

 

基本原則はこの3つしかありません。

 

ただ、原則が3つしかないと言っても、一番問題なのは語尾にはやたらと多くの種類があるということです。

 

だから、原則がわかったとしても、目の前にある語尾が3つの原則のうち、どれに当てはまるのかがすぐにわからないと、結局すべての語尾を個別的に暗記しなくてはいけなくなるということになってしまいます。

 

ちなみに語尾の種類はどのくらいあるのかというと、韓国語能力試験初級の出題範囲になっている語尾だけでも70種類以上あり、中級の範囲まで含めると220を超えてしまいます。

 

語尾の形だけでも覚えるのが大変なのに、これだけ語尾があると活用で形を変える語尾なのか、変えないのかについてまでひとつひとつ暗記することは当然できませんよね。

 


そこで、あなたがより効率的に活用のパターンを理解できるように、この記事では 形を変える語尾なのか、形を変えないでそのまま語幹につけていい語尾なのかを判断する方法を見ていくことにします。

 

 

形をどう変える語尾なのかを見分けるポイントとは?

 

 

どうすれば、形を変える語尾なのかを判断できるのか?

 

そのポイントとは、ズバリ語尾の一番最初に出てくる子音記号を見るということです。

 

語尾の先頭にある記号を確認することによって、

  • 語幹にそのままつければいい語尾なのか、
  • 語幹の最後の母音の種類によって形を変える語尾なのか、
  • 語尾の最後にパッチムがあるかどうかで形を変える語尾なのか

が分かるということなのです。

 

 

では、具体的に語尾の見分け方を確認していきましょう。

 

なお、ここでは韓国語能力試験初級の試験範囲になっている語尾についてのみ紹介します ので、ご注意ください。


 

形を変えない語尾

 

まずは、形を変えない語尾から見ていきます。

 

形を変えないということは、どんな語幹が来ても語尾をそのままつけてしまえばいい、と いう韓国語の基本形です。


「語幹」にそのまま「語尾」をつけるだけというルールが適用される語尾ですね。

 

これは3種類あります。

 

1)【ᄀ】ではじまる語尾

「ᄀ」と「ㅈ」ではじまる語尾は、語幹の形がどんなものであってもそのままの形でつけて構いま せん。

まず「ᄀ」ではじまる語尾は、次のようなものがあります。

 

~고,  ~거나, ~게, ~기, ~겠, ~군요

 

2)【ㅈ】ではじまる語尾

 

~지만, ~지요(~죠), ~지 않다

 

3)【ㄴ】ではじまる語尾(の一部)

ただし、残念ながら「ᄂ」は例外です。


同じ「ᄂ」ではじまる語尾でも、形が変わらないものと、パッチムの有無で形が変わって しまうものがあるためです。


ここでは「ᄂ」ではじまって、形が変わらない語尾を見てみましょう。

初級レベルでは2種類しかないので、覚えてしまってください。

 

~는, ~네요

 

語幹の最後の母音が陽母音か陰母音かで形を変える語尾

 

陽母音か陰母音かで形を変える語尾は1パターンしかありません。

 

4)【아】で始まる語尾

 

~아, ~아요, ~아서, ~았

 

語幹の最後の母音が陰母音の場合は

~어, ~어요,~어서,~었

に変化することになります。

 

ただし、하다につくときは、さらに変形することになります。

~여, ~여요, ~여서, ~였

 

 

語幹の最後にパッチムがあるかないかで形を変える語尾

 

最後は語幹の最後にパッチムがあるかないかで形を変える語尾です。

 

これは5種類ありますが、これまで紹介した「ᄀ、ᄌ、아」以外は基本的にこのパターンに含まれると覚えてしまえば、わかりやすいかもしれません。

 

また、語尾の形が変わると言っても、語幹の最後にパッチムがないときの形は、ᄇ니다を 除いてすべて元の形に「으」が追加されるパターンになっています。

 

으が追加されることにより、語幹の最後にあるパッチムとうしろの「으」が連音化して、パッチムが声に出して表現されるという効果が生じます。

 

 

5)【ᄇ】ではじまる語尾

まずは、「ᄇ」ではじまる語尾は2種類です。

「ᄇ」ではじまる語尾はすべてパッチムの有無により形が変わります。

このうちよく使われる丁寧形「ᄇ니다」については、パッチムありの語幹の後ろについた

ときに「으」が使われず、「습니다」となるのが例外です。

ただ、「ᄇ니다/습니다」はよく使う表現なので、すぐに覚えられますね。

 

  • ~ㅂ니다 –> ~습니다
  • ~ㅂ시다 –> ~읍시다

 

※50歳を超える韓国人の一部の人は、今も습니다を읍니다と書いています。

 

6)【ᄂ】ではじまる語尾の一部

形が変わらない語尾のところで紹介した「ᄂ」ではじまる語尾の残りです。

形が変わらない「ᄂ」の方は「現在連体形」がメインだったのに対して、パッチムの形が

あるかどうかで語尾が変わる「ᄂ」の方は「過去連体形」がメインになります。

「現在→変わらない」「過去→変わる」と覚えられるかがカギと言えますね。

「ᄂ」ではじまって、語幹の最後にパッチムがあるかないかで変わる語尾には、以下のよ うなものがあります。

 

  • ~ㄴ –> ~은(過去連体形)
  • ~ㄴ데 –> ~은데
  • ~니까 –> ~으니까 

 

7)【ᄅ】ではじまる語尾

次は「ᄅ」ではじまる語尾ですが、この語尾はすべてパッチムの有無により形が変わります。

  • ~ㄹ –> ~을(未来連体形)
  • ~ㄹ까요? –> ~을까요?
  • ~ㄹ래요? –> ~을래요?
  • ~ㄹ게요  –> ~을게요
  • ~러 –> ~으러
  • ~려고 –> ~으려고

 

8)【ᄉ】ではじまる語尾

のこりはあと2つ。

「ᄉ」ではじまる語尾には3種類ありますが、すべて尊敬語「시」のバリエーションです。

なので、「시」の前にパッチムがある場合「으시」になることさえ覚えておけば、残りは その応用になります。

  • ~시 –> ~으시(尊敬)
  • ~십시오 –> ~으십시오 

 

9)【ᄆ】ではじまる語尾

そして、最後は「ᄆ」ではじまる語尾です。

「ᄆ」ではじまる語尾は2種類ありますが、すべてパッチムの有無により形が変わります。

  • ~면 –> ~으면
  • ~면서 –> ~으면서

 

韓国語活用のまとめ

 

活用一覧表作成のススメ

ということで、語幹につけて形が変わる語尾なのか、変わらない語尾なのかの見分け方を 確認していただきました。


繰り返しますが、語幹について変わる語尾なのか、変わらない語尾なのかは、語尾の一番 最初に出てくる子音記号をみればわかります。

 

これまで説明してきた文章を読むと例外パターンの方が多く出てくるので、

「語幹」にそのまま「語尾」をつける”のが基本だなんてウソじゃないの?

と思われたかもしれません。

 

もしあなたがそう思われた場合は、知識の整理のために一度、”活用一覧表”を作ってみてください。

 

縦軸にここで紹介した語尾を並べて、横軸にあなたが活用を勉強したい動詞・形容詞を並べた表を作ってみるのです。

 

すると、「語幹」にそのまま「語尾」をつけるという基本があって、その上で語尾の形が変わることが例外事項であることがお分かりになるはずです。

 

不規則活用はどうなるのか?

 

以上が韓国語動詞・形容詞活用の考え方だったわけですが、一通り活用を勉強したことがあるあなたであれば、気がついたかもしれません。

 

ここで説明したのは「正則活用」で、韓国語にはさらにややこしい活用ルールがあるということを・・・。

 

さらにややこしい活用ルールのことを「不規則活用」とか「変則活用」と呼ぶのですが、一見ひとつひとつの単語を地道に暗記していくしかないように見えるこの「不規則活用」も、ここまで説明してきた正則活用のようにうまく整理していけば、パターン化して覚えていくことができるようになります。

 

さらに!

 

日常会話でよく使われる単語が出題される韓国語能力試験初級の試験範囲になっている単語に限ってみると、不規則活用される単語は実際22単語しかありません。

 

その22単語もさらにパターン分けすることができるので、あなたが覚える必要がある内容は最終的に◯◯パターンしか残らなくなるのです!

 

「不規則活用」と聞くとルールがややこしいのでパニクってしまう人もいるのですが、

  • 基本原則を理解し
  • パターンに当てはめ
  • 一部の例外事項を確認していけば

暗記する項目を劇的に減らすことができます。

 

ひとつひとつの単語を地道に覚えようとせず、まずは全体像を捉えてから個別具体的な例外事項をチェックするように心がければ、時間的にも労力的にも効率よく暗記できるようになりますので、あなたもぜひ基本原則を抑えるところから始めてみてください。

 

しかし、もしあなたが原則から整理している時間も余裕もない・・状況であれば、

  1. 活用の基本から不規則活用だけを徹底解説した54ページに及ぶ【活用解説テキスト】
  2. 韓国語能力試験初級で引っ掛け問題になりやすい活用例外ポイントが一目でわかる【活用一覧表】
  3. 同じく韓国語能力試験初級の試験範囲になっている語尾をすべて網羅し、あなたがあらゆる活用パターンに対応できる実力を養う【活用練習マトリックス】

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