韓国語を「話す」がリスニングを上達させる3つの理由

私は韓国語が話せるようになる前の8年間、自分なりに一生懸命勉強してきたつもりになっていましたが、全然上達することができませんでした。

特にリスニングは毎日数時間リピーティングやシャドーイング、ディクテーションをやったにもかかわらず、生きた韓国語は全く聞き取れなかったのです。

 

その時の事情はこちらの記事に書きました。

いくら勉強しても韓国語が聞き取れなかった理由とは?

 

しかし、韓国語で韓国人と会話することに苦労しなくなった今から昔を振り返ると、私がリスニングがなかなかできるようにならなかったのは韓国語を全く話していなかったからだという結論に至りました。

 

韓国語が全く話せないのに、もしくは韓国語を話したこともない状態でいくらリスニングの音声を聞いたところで、大して上達しないということがわかったのです。

 

こう思ったのは私の体験からなんですが、 この記事ではできるだけ理屈っぽく「話す」ことがリスニングの上達につながる理由を書いてみたいと思います。。

 

 

リスニングができるようになるために必要な能力とは?

 

 

なぜリスニングは「聞くこと」なのにもかかわらず、「話す」ことが関係してくるのか?

 

まず言えることは、聞き取る際に必要な能力は少なくとも次の通り3つあるのですが、そのうちの一つがリスニングの音声を聞いているだけではどうしても上達しないからです。

 

では、リスニングで身につけるべき3つの能力とは何かを見ていきましょう。

 

まず、ひとつ目、単語の知識が必要なのはいうまでもありません。

単語の意味を知らなければ、いくら聞いても意味はわかりませんからね。

 

次に必要なのは韓国語の文章構造や言い回しの知識です。

単語の並びだけを追っていければある程度の意味は掴むことができますが、いくら韓国語が日本語と似ているとは言っても表現の仕方が違うところが結構あるためです。

こうした知識がないと、単語の意味がわかったとしても文章全体の意味が取れないという事態になるので、やはり知っている必要があるわけです。

 

ここまではあなたも理解できるかと思います。

そして、この2つのような知識はリーディング、つまり読解の勉強を重ねることでもトレーニングとすることができます。

 

リスニングで鍛えられないリスニング能力

 

しかし、リスニングができるようになるために必要な3つ目の能力である「耳から入ってくる発音を瞬間的に聞き分ける能力」については、いくらリスニングをしてもなかなか鍛えられないのです。

 

なぜかというと、音は発された瞬間に消えてしまうためです。

耳から入ってくる瞬間に意味を頭に浮かべなくてはなりません。

しかも音は次から次へと耳に入ってきます。

多くの人はこの次から次へと耳に入ってくる音のつならりのスピードについていけなくなったり、単語の意味を思い出すことに集中しているうちに前に言ったことを忘れてしまって、発言全体の意味を見失ってしまうのです。

 

なので、常識的には音のスピードについていくために、そして個々の単語の意味だけではなく全体の意味まで捉えられるように何度も繰り返しリスニング音声を聴き込んだりして、聞き取れるようになろうと頑張ります。

 

しかし、音声を繰り返し聞く方法では、確かに同じフレーズであればちゃんと聞き取れるようになるのですが、単語の順番が入れ替わったりすると、途端にまた聞き取れなくなってしまうのです。

つまり、個別具体的に聞き覚えのあるフレーズは聞き取れるのですが、それ以外の初めて耳にするようなフレーズには応用力が効かないのです。

 

また、さらにややこしいのは発言者が変わってイントネーションが変わると、何を言っているのかわからなくなってしまったり、知っている単語でも音の変化についていけなくて聞き取れないということもよくあります。

 

 

「話す」がリスニング能力を伸ばす3つの理由

 

 

このようなややこしい事態を解決してくれるのが「話す」という練習です。

自分で話せるようになることが増えれば増えるほど、リスニング力が上がっていきます。

 

なぜなら、「話す」ためには、

 

  • 単語知識は必要なことはもちろん
  • 韓国人に自分の発言を理解してもらえるほどの文章構成力が要求され
  • かつ韓国人に自分の発言を理解してもらえるほどの発音力が必要となるから

 

です。 

 

つまり、「話す」経験を積んでおくと韓国語が聞き取れるようになってくるのは、

 

1)”使える”単語、つまり瞬時に意味がわかる単語を増やすことができるから。

話すときは意味を思い出せない単語は使えないですし、何度も使う単語は考えなくても意味がわかってきます。このような単語が増えるほどリスニングするときに有利になってきます。

 

2)「話す」ということは文章を自分の力で構成する経験を積むということなので、韓国人の韓国語の話がどのように展開していくのか「予測」する力がついてくるから。

音のつらなりを予想できるようになると、たとえ初めて聞くフレーズであったとしてもなんとなく目星をつけられるため、予想が当たればそのまま「ふむふむ」と聞き流すことができます。また、たとえ予想が外れたとしてもその単語が逆に印象に残りやすくなるため、話全体の流れが見失いにくくなるのです。

 

3)「韓国人に通じるだけの発音で話せる」能力が備わってくるから。

韓国人が自分の話を理解してくれるということは、つまり、発音が通じるくらい上手に出来ていたということです。しかも韓国語には日本語にはない発音が多いですし、音変化も複雑に生じます。で、自分の話す発音が正しいのかそうではないのかをどこで判断しているのかというと、それは自分自身の耳です。自分で正しい発音を話すことによって、自分の耳も正しい発音を判断できるようになるわけです。

 

そして、この1)〜3)の経験を積みかさね、話すスピードが上がってくると、その分いろんな韓国語をキャッチできるようになってくるのです。

 

 

以上が「話す」ことがリスニング能力を伸ばす理由です。

 

もしあなたがいくらやっても韓国語が聞き取れないというのであれば、そろそろ勉強の方法を変える時期なのかもしれません。

 

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