つづきです。

 

しかし、もしあなたに
「音の変化に対処する方法」が身についていればどうなるのか?

グニャグニャと合体してしまった音の流れを分解して、
単語を抽出することができるんです。

というのも、
耳に入ってきた相手の声を
「頭のなかで韓国語の音の流れとして」
思い浮かべているから。

つまり、

「タウムニョグンシチョン、シチョンニョギムニダ」

という音が耳に入ってきたら、
その音が

다음녀근시청, 시청녀깁니다.

という韓国語の音の流れとして
思い浮かべられるのです。

ここ大事なので、くり返しますよ!

「音の変化に対処する方法」が身についている人は
韓国語にありがちな
グニャグニャと合体してしまった音の流れを

「韓国語の音の流れ」として思い浮かべています。

そして、
ここまでできたら
ようやくこれまで培った単語力がモノを言います。

例えば、

다음녀근시청, 시청녀깁니다.

という音の流れが聞こえたら
あなたの頭の中にある
単語データベースをフル回転させて、
ここから単語を抽出する作業をします。

聴き取れる人は
韓国語を聴き取るとき
こんな頭の動きをするんです。

⇩다음 →次
⇩녀근って何?
⇩시청, 시청 →市庁、市庁(あ、駅の名前!)
⇩녀깁니다 →駅の名前の次だから역입니다(駅です)だ!

ということは
さっきの녀근は역은(駅は)なはずだから

「다음 역은 시청, 시청 역입니다.」
(次の駅は市庁、市庁駅です)

と言っている!!

 

こんな作業を頭の中で
音が流れているわずか0.何秒の間で行って
意味を理解しているんです。

こうして
上で紹介した【聴き取りの5ステップ】のうち
————————-
1.相手の声を耳でキャッチし
2.その声に含まれる「単語」を抽出し
3.単語と単語を並べて文章をつくり
4.文章を読み取って
5.話(文章)全体の意味を理解する
————————-

「2」が無事にクリアできれば、そのあとは

「3.単語と単語を並べて文章をつくり」
→あなたの単語力と作文力の問題

「4.文章を読み取って」
→あなたの読解力の問題

「5.話(文章)全体の意味を理解する」
→あなたの理解力の問題

になります。

つまり、
耳に入ってきた相手の声を
韓国語の流れとしてキャッチできれば
あとは普段の勉強の成果がモノを言う!
ということです。

韓国語の聴き取りプロセスとは
この流れを頭の中で一瞬でこなすことであり、

「音の変化に対処する」には
グニャグニャと合体してしまった音の流れを
韓国語の音の流れとして思い浮かべる。

これが必要なんです。

————————-
●あなたは韓国語を聴いて何を思い浮かべる?
————————-

・・・。

わかったような、わからなかったような。

そんな感じかもしれませんね。

あなたはこれまで
韓国語を聴き取りたい!と
リスニング練習をつづけてきたことでしょう。

しかし、なぜ多くの人が

単語を覚えているのに聴き取れない・・
文字なら読めるのに音になると聴き取れない・・

こんな状況から
なかなか抜け出せないのか?

それは、

「タウムニョグンシチョン、シチョンニョギムニダ」

という音が耳に入ってきても、

다음녀근시청, 시청녀깁니다.

という韓国語の音の流れとして
思い浮かべられなかったからです。

韓国語の「音の変化に対処する」には
グニャグニャと合体してしまった音の流れを
韓国語の音の流れとして
思い浮かべられなくてはならないのです。

・・・。

まだわかりにくいかもしれませんよね。

 

では、ここで、あなたにひとつ質問です!

あなたは
韓国語を聴いているとき
頭のなかで何を思い浮かべていますか?

もし、
いま韓国語を聴けるのであれば、
自分の頭のなかに何が思い浮かぶか、
意識を研ぎ澄まして注意深くリスニングしてみてください。

もし、
いますぐにリスニングできない場合は、
いままで韓国語を聴いていたときのことを
思い出してみてください。

 ↓
 ↓

どうですか?

何にも浮かばない・・かもしれませんが、

聴きなれた音声であれば、
何か風景が見えたり
意味が浮かんできたりするかもしれません。

しかし、
初めて聴く音声だったら
どうでしょう??

 ↓
 ↓

おそらく日本人特有のアレが浮かんだはずです。

 

実は、この日本人特有のアレ。

あなたが韓国語を聴き取る邪魔をしている最大の原因なんです。

 

しかも、リスニング練習では絶対解決できない超クセ者。

 

では、
どうすれば邪魔なクセ者を退治できるのか?

そもそも、日本人特有のアレとは何なのか?

次回は
日本人特有のアレを解明しつつ
韓国語を韓国語の音の流れとして思い浮かべられるよう
あなたを矯正していきます。

では、また明日、7時にお会いしましょう〜〜

 

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【編集後記】
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3日目のメールも最後までお読みくださり、

本当にありがとうございます。

 

私がこのメール講座を作ったのは

私のように8年もの時間をムダにしてほしくない

という思いが動機です。

 

しかも、語学は勉強も大事ですが

いくら単語や文法を覚えたところで

「考え方」が間違っていると

いつまで経ってもうまくなりません。

 

逆に考え方が正しくなると

単語や文法知識がさほど多くなくても

韓国人と話せるようになります。

 

この上達する「考え方」を

あなたにお伝えすることが私の使命だと思って

このメールを書いています。

 

あなたもぜひこの「考え方」を身につけて

韓国語がペラペラ話せるようになってください。

 

私からのお願いです。

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最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

今後もあなたを
上達にみちびく情報を
余すところなく紹介します!

ぜひ引き続きお読みくださいね。