韓国語をマスターするために単語・文法以外に大事なこと。

韓国語をマスターするために単語をたくさん覚えることは必要です。

同じく文法もたくさん知っているほど韓国語がうまくなります。

 

ただ、 単語や文法の知識をたくさん知っているからと言って、自動的に韓国語がマスターできるわけではありません。

 

「韓国語をマスターする」ということを

  • あなたが思うことをそのまま韓国語で韓国人に伝えられ
  • 相手の韓国人の考えていることを韓国語を通じて理解することができる

ということだとすると、

他にも韓国人があなたの発言を聞き取れるように、発音良く話せるようにならないといけないですし、韓国人の言っていることを聞き漏らさないようなリスニング力も必要です。

 

しかし、私がサムスンという韓国企業で6年韓国人と一緒に仕事をし、韓国語で説得したり言い争ったりしてきた経験から思うに、必ずしも文法的、発音的に正しい韓国語で話さなくてはいけないというわけではないということです。

 

というより、韓国人とコミュニケーションを成り立たせれるためには、文法や発音の正確さよりも重要なことがあると思っています。

 

なぜかというと、実際私の話す韓国語は韓国人が話す韓国語と同じなのかというと、確実に違うからです。

韓国人が聞けば、発音や話し方から明らかに日本人が話しているとわかる韓国語です。

 

しかし、たとえ文法や発音がネイティブが話す韓国語と多少違っていたとしても、それで韓国人側から馬鹿にされたとかクレームを受けたなんてことはありません。

それどころかお互いに信頼関係を持って仕事ができ、 会社を辞めた今でも良い関係を保つことができています。

 

 

では、文法や発音の正確さ以上に、韓国語をマスターするために必要なことは何でしょうか?

 

 

それは、どう話せば相手の韓国人が理解してくれるのかを知ることです。

 

私はどう話せば韓国人が自分の韓国語を理解してくれるのか常に考えて、話していました。

その結果どうなったかというと、韓国人のことを理解して日本人の考えていることを分かりやすく伝えてくれるということで感謝してもらったことがよくありました。

 

私はコミュニケーションの本質というのはこういうことだと思っています。

 

なぜなら、いくら顔が似ていたり、言葉も似ているからといっても、やはり違う民族だからです。

持っている常識がそもそも違うからです。

 

相手が信じている常識を理解した上で、話してあげないとすぐに誤解が生じます。

これは男女が同じ言葉を使っていても裏にある言葉の意味が全然違うなんてことが言われていますが、日本人と韓国人でもこれに似たような違いがあります。

 

なので、韓国人の思考回路というものを理解していないと、いくら発音がネイティブ水準ですねとか、文法をいろいろ知っていますねと言われるところまで勉強していたとしても、話が通じなかったりするのです。

 

言葉ができるからといって、話が通じるわけではない・・・

 

これが私がサムスンに入ってはじめに学んだことでした。

 

あなたは韓国語を勉強していて、目指しているところはどこですか?

 

 

韓国人の思考回路を学ぶには?

 

もしあなたが発音や文法の正確さも大事なのはわかっているけど、一番の目的は韓国人とのコミュニケーションを楽しめるようになることだという場合は、ぜひ韓国語光速インストール学習法をご検討ください。

この教材では、私がサムスンで仕事をしてきた経験をふまえて発音・単語・文法についてはコミュニケーションに支障が出ないレベルの知識を解説しつつ、

さらに、市販の韓国語教本ではなかなかフォローされていない

韓国人にうまく考えを伝えるにはどうすればいいか?

という、あなたが韓国語を現実的に使っていく上では欠かせない”現場対応力”を身につける方法をお伝えしています。

 

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