「歳のせいで単語がなかなか頭に入ってこないんです。」
「どうしたら単語が覚えられるようになるんですか?」
韓国語光速インストール学習法の受講者さまからいただくご相談のうち、一番多いのが単語の暗記に関するものです。
単語が覚えられないと、いくら発音や文法を勉強したとしても先に進まないので勉強しててもだんだん面白く無くなってしまいますよね。
”暗記”しようとせずに、単語を覚えるテクニック
しかし、そもそも単語を簡単に覚えられる方法なんて、あるんでしょうか?
私自身、単語を覚えるのは得意ではなく、学生時代は英単語が全然頭に入らず英文読解が苦手だったために受験に失敗したこともあります。
ただ、どういうわけか韓国語については仕事ができる程度に単語量が頭に入ったわけですが、それでようやく気がついたことが2つあります。
それは、
1)持っている単語量が増えるほど、だんだん単語の暗記が楽になる
2)しかし、やっぱり使わない単語はすぐ忘れる。
ということです。
私の場合、韓国語で韓国人とコミュニケーションが取れるようになってきた段階から、それ以前と比べて単語を暗記するストレスが格段に減ってきました。
なぜなのかは正確にはわかりませんが、記憶に関する本を読んだ結果推測できる原因は、
・会話することで感情が大きく動き、そのとき出てきた単語と出来事の記憶がうまく結びついて印象深く頭に残ったこと
・一度覚えた単語をまた次の機会で使ってみることで、体感として単語の使い方を理解することができたため、さらに印象が深まったこと
こんなところだろうと思っています。
感情が動くと脳も動く。だから・・・
脳は感情が大きく動いたときの出来事を強く記憶するという傾向があります。
そして、すでに持っている記憶と新しい記憶が関連付けられたとき、その記憶は思い出しやすくなる性質もあるそうです。
だから嬉しかったとき、逆に悲しかったときの記憶は1度しか経験していなくても鮮明に思い出されるわけで、
私の場合は韓国人との会話を通じて、楽しんだりムカついたりを繰り返せたために、そんな記憶と単語が結びついて、ある程度増やすことができたのだろうと考えています。
しかし、一方で同じ時期に机に座って覚えた単語は、いくらがんばっていたとしてもすぐに忘れてしまうのはそれまでと同じでした。
理由はやはり、使う機会がなかったからです。
自分の会話の中で使う単語でなければ関心が薄いので、さっきの話と逆で感情が動かなかったせいで記憶に残らなかったのでしょう。
したがって、
「単語をスピードを持って覚えるためにはどうしたらいいか?
というと、そのとき
いかに関心を持って感情を動かせるか
にかかっているの言ってもいいかもしれません。
で、その感情を動かす一番手っ取り早い方法が、実際に「会話」してしまうということです。
会話をするには通じて嬉しかったり、間違えて恥ずかしかったり、いろんな感情が交叉します。
その思い出と共に単語が関連付けられて、頭に残っていくということなのです。
多くの人は
「暗記勉強を頑張るから、単語が覚えられる。」
→そして話せるようになる・聞き取れるようになる
と考えがちなのですが、実際に私が体験した上達プロセスは反対で
「たくさん話したから、単語が覚えられる。」
→だから聞き取りも含めて会話も上達する
というものでした。
光速インストール学習法を作った大きな目的、韓国人とコミュニケーションをとれるようになるために何をすれば
単語の暗記についても結局効率的なのは「会話」してしまうことだよということと、その具体的な方法をお伝えしたかったわけです。
会話しているヒマがないあなたの場合はどうやって覚えればいいのか?
しかし、いくら会話をしてくださいと言われても、自分の時間すら確保するのが難しいという人もいるでしょう。
そもそも、会話するための基礎単語すら頭に入りません・・と言われる人もいるかもしれません。
もしかすると、あなたも昼間は時間がないので、寝る前に単語をノートに書き取ったり、整理した単語帳を眺めたりしているかもしれませんね。
もちろんノートに書き取ったり、単語帳を眺めるのも無意味なことではないのですが、ただし感情が動かないので会話するより相当に記憶効率が悪くなるのは事実です。
なかなか勉強をしながら嬉しくなったり、怒りが湧き出てきたりはしないですからね。
だから、翌日になると覚えたことを綺麗さっぱり忘れていたなんてことが起こるわけですが、脳の記憶メカニズム上、感情が動かない場合に記憶を深める方法があるにはあるんです。
その方法とは、同じ情報を繰り返し繰り返し脳にインプットするということ。
平たく言ってしまうと復習するということなんですが、
人間の脳には、特に感情が動かないときに入ってきた情報については、他の新しい情報が入ってきた途端に消去してしまうという機能があるからです。
さすがの脳にも記憶容量の限界があって、無駄な情報が脳に入り込んで、余計な容量を食ってしまわないように防御をしているわけです。
これが単語をいくら暗記しようとしてもなかなか覚えられない原因なのですが、しかし何度も何度も同じ情報が入ってくることを脳が認識してくると話が変わってきます。
脳がこの防護機能を緩めてくるのです。
何度も繰り返し同じ情報が入ってくるということは、生きていくために必要な情報だからだと脳の海馬という器官が認識するためと言われています。
その結果、その記憶が頭に刻み込まれるんですね。
人間を洗脳しようとする団体なんかは
・同じ情報を何度も繰り返し吹き込む
・違う情報が頭に入ることを遮断する
ということを組織的に行っているのですが、「新しい情報が入ると古い情報を消去してしまう」という脳の機能を逆手にとって利用していると言えるわけです。
では、どのくらい復習すれば、感情が動いたときのように覚えられるのか?
ただ、これが忙しい人にとっては、ちょっと問題なんですね。
というのも、
・まず単語を覚えた瞬間から1時間後に1回目、24時間後に2回目の復習は最低限必要で、
・その後1週間後までに3回目、4回目を行い、
・さらに1ヶ月後までに5回目、6回目を復習する
このくらい復習できれば、もう忘れなくなるだろうというのが、脳科学の観点から暗記にアプローチしている意見の大勢だからです。
特に覚えた瞬間から1時間後に復習をしなくてはいけない理由は、洗脳団体とある意味似ていて、古い情報を”他の新しい情報が入ってきた途端に消去してしまう”という脳の機能に対抗するためなのですが、
しかし、この「覚えた瞬間から1時間後に1回目、24時間後に2回目」というところで、多くの人が時間的なやりくりができなくて脱落してしまうのではないかと思います。
ただ、やはりどうしても短期間のうちに単語をたくさん覚えたい!という夢を叶えようとするのであれば、
・感情をたくさん動かして単語を覚える方法
もしくは
・同じ情報を繰り返し脳にインプットしていく方法
のどちらかひとつをやってみなくてはならないのも、脳のしくみから導きだせる結論です。
これ以外の方法はいくら頑張ってもあんまり意味がないのだとしたら、あなたはどちらの方法を選びますか?
会話する機会も時間もないので、繰り返しインプットする方法で単語を増やそう!と決心したあなたへ。
仕事に家事に大忙しのあなたにとって、韓国人と会話することは当然ハードルが高いでしょうが、
ペンとノートを使って単語を覚える方法は時間がかかりすぎるでしょうし、単語帳を作ったとしても日中勉強することすら、難しいかもしれません。
やはり問題は「覚えた瞬間から1時間後に1回目、24時間後に2回目」の復習をどうするか・・・。
しかし、ここをクリアしないと、せっかく単語を暗記してもなかなか効果が出てこないというのは前述の通りです。
では、仕事や家事で手が離せないようなときでも、日中この復習作業ができるようになる方法はないのだろうか・・・?
ここ2年間ほどそんなことを考えていたのですが、先日ようやく形にすることができました!
スマホやパソコンを使って5分・10分のスキマ時間に、この復習作業を行えてしまうトレーニングプログラムが完成したのです。
名付けて「韓国語東大式IT単語トレーニング」。
このプログラムは
- 過去の韓国語能力試験初級問題で出題された全ての単語を抽出して
- さらに出題頻度順に並べた2098語のリストを
- 最終的に70日間で覚えていただこうというものなのですが、
特徴として、
- ノートに書き取りしないから、時間がかからず疲れません。
- スマホ・パソコンを使うから、仕事の合間や外出先で暗記ができます。
- 忘れることを利用するから、覚えようとする意志も要りません。
- 1日合計48分。スキマ時間で作業をするから、時間の有効活用が徹底できます。
つまり、「覚えた瞬間から1時間後に1回目、24時間後に2回目」の復習をするハードルをググッと低めて、あなたにも単語を覚える自信をつけていただこうというツールなんです。
そして、先日から発売を開始しましたので、このブログをお読みいただいているあなたには、ただいまから3日間限定で、発売開始キャンペーン価格として定価から20%offでご利用いただるようにしました。
3日後には定価販売に戻ります。
プログラムの詳細およびお申し込みはこちらのページからご覧ください。
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普段忙しいけど、