韓国企業の入社面接を受けると、ほぼ必ず聞かれる質問。

10年前の話です。

 

だから、今は違うかもしれません。

 

それに今は時節柄、あんまり韓国企業に就職しようと思う人は多くないかもしれませんが、もし万が一、あなたが韓国企業の面接を受けることがありましたら、参考になるかもしれません。

 

私が韓国から帰って来て、東京にある韓国企業の日本法人某L社へ面接に行ったときのこと。

 

営業志望として面接を受けたわけですが、さすが韓国企業だなと思わせられる質問を受けました。

 

それは、

 

「焼酎、何本飲めますか?」

 

営業志望なので、お客さまを接待しなくてはいけないわけですから、酒が飲めないというのは、ちょっとよろしくないですよね。

 

ただ、日本企業ではまず聞かれないであろう質問です。

 

しかし、幸い私は韓国にいる間、友人に恵まれ(?)、それまでしょっちゅう飲み歩いていましたので、韓国の焼酎を飲むのは慣れていました。

 

なので、一度飲みにいくと、一人当たり3本くらいは飲み干している酒量だったんですね。

 

 

ちなみに韓国焼酎の1本は360mlだったと記憶しています。

 

ちなみに、ちなみに、韓国ではおなじみの小さい焼酎グラスは約50ml。

 

寂しがりやの韓国人はひとりで晩酌なんてことはせず、必ず2人以上で酒を飲みますので、1本360mlを50mlのグラスで飲んでいると、焼酎を1本頼むと7.2杯と8杯に足りません。

 

なので、友達と2人で飲みにいって3杯飲み終わったところで、4杯目を飲もうとしたとき、微妙に一人分の焼酎が足りなくなるわけです。

 

なので、もう一本追加で頼む。

 

同じように3人で飲みにいくと、2杯目を飲み終わって、3杯目を飲もうとするときにはやはり2人分足りない。

 

4人で飲みにいくと、2杯目を飲もうとすると一人分足りない・・

 

5人でも、6人でも、2杯目を飲もうとするとき、もう一本頼むしかない・・・。

 

1本あたり7杯とちょっとという変な容量になっているのには、ワケがあります。

 

何人でお酒を飲みにいっても、どれも中途半端な量が足りないという状況をつくって、お客さんにもう一本注文してもらう状況を作ろうという作戦があるからです。

 

当時、私も韓国では焼酎会社の作戦にまんまとのせられて、一晩で3本くらいは飲んでいたわけです。

 

なので、面接で「焼酎は何本飲めますか?」と聞かれた際、それまでの実績通りに

 

「2−3本くらいです。」

 

と答えました。

 

前に座っている面接官はL社の韓国人営業幹部たちです。

 

営業志望、しかも一般的に韓国人と比べて酒が弱い日本人。

 

この条件においては、明らかに優等生的な回答だと私は思っていたのですが、期待とは逆に面接官たちの反応は微妙でした。

 

なぜ歓迎してくれなかったのか?

 

実は、後で聞くと、「2−3本飲む」という答えは、模範解答ではなかったらしいのです。

 

では、何と答えなくてはならなかったのでしょうか?

 

 

それは「1本です。」と答えるのが模範解答だということです。

 

私は面接のときにこのことは知らなかったのですが、営業で全く飲めないというのは仕事にならないので論外だとしても、

2−3本というのは酒飲みです、酒好きですと言っているようなものらしいのです。

 

「何本飲めますか?」とは聞いていても、実は「飲めるか飲めないか」を聞いているだけで、「1本です」と答えるのが「ちゃんと飲みますよ」という意味になる暗黙の了解があるのかもしれませんね。

 

この経験は某L社での出来事だったんですが、韓国企業に入ろうと考えている方は、韓国の酒文化もぜひ知っておいた方がいいかもしれませんよ。

 

 

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