いつまでたっても聴きとれない根本的な原因を探ってみると

挫折しやすい勉強パターン

韓国語をひとりで勉強している人の多くは、こんな感じで勉強を進めているかと思います。

1)テキストに書いてある会話文を聞く
2)会話文を音読する
3)文法解説を読んで、問題を解いてみる
4)単語やフレーズを覚える
5)1に戻る


そして、ある程度単語とフレーズを覚えたところで「生の韓国語に触れてみよう!」と思って、ドラマや映画を字幕なしで見るんです。

しかし、あれだけ勉強したのに、まったく聞きとれなくて自信喪失。立ち直れなくなります。

あなたもこんな経験をしたことはありませんか?

私はあります。

私が20歳代のころ、8年間韓国語を勉強したのに韓国のラジオ番組が一言も聞きとれなくて、「いままで何をやってきたんだ・・」と呆然自失状態になってしまい、韓国語をやめてしまったことがあります。

聴きとれない根本的な原因とは?

ところで、単語も覚えてフレーズもたくさん知っているのに、なぜ生の韓国語になると聴きとれなくなるのでしょうか??

もちろんまだまだ単語が足りなかったり、文法力が低かったり、耳が悪かったり、スピードについていけなかったり、聴きとれない要因はいろいろあります。

ただ、韓国語が聴きとれない原因をつきつめて考えると、ほとんどの人がこれに当てはまるのではないかと思っています。

それは「韓国語の発音がわかってない」ということ。別の言い方をすれば発音が自己流になっているんです。

発音がわかっていないと起きる弊害

どういうことかというと、まじめな人であればあるほど音読練習をしますよね。

音読練習はかなり重要な練習で、話せるようになりたければ必ずやらないといけません。

ただし、自己流の発音で音読していると、逆効果になります。理由は、自分と似たような発音の韓国語しか聴こえなくなるからです。

自己流で発音しつづけていると、日本人のカタカナ発音しか聴こえなくなるということです。いくら耳をならそうと音声をたくさん聴いても、自分で聴く機会が圧倒的に多い自分の声の影響力は大きいです。

なので、脳の中で自己流の発音と単語やフレーズの意味が結びついてしまうと、ネイティブ韓国人の発音を聴いても自分が知っている発音と違うので同じフレーズだと認識できなくなるわけです。

だから、韓国人の発音が聴きとれるようになるには、普段から自己流の発音ではなく、韓国語の正しい発音で音読しておく必要があるんです。

正しい発音の身につけ方

しかし、あなたは「正しい発音ったって、ネイティブみたいな発音なんてできるわけないじゃん!」と思ったかも知れません。

でもそこは安心してください。私もネイティブみたいな発音はできません。

正しい発音で音読するというのはネイティブみたいに流暢に発音できることではなくて、「正しい発音のしかた」を知って、その通りに発音できれば十分です。

ほとんどの人は「正しい発音のしかた」を学びません。学ぶ機会がないからです。だから自己流で発音してしまい、結局聴きとれないとか、韓国人に通じなかったということになるんです。

では、正しい発音はどうすれば身につけられるのか?

それはハングルにあります。正しい発音のしくみ、発音のしかたを説明してくれている表示が「ハングル」だからです。

ハングルという文字自体が発音記号になっています。だから、ハングルを正しく理解できれば正しい発音がわかるんです。

ハングルのしくみを学ぶこと

たとえば、ハングルの「ㄱ」という記号は何を意味しているのか?

ただGという音を表しているというだけではありません。「舌の付け根でのどをふさいで、息を止める」と発音しろという指示までしている記号なんです。

「ㅁ」であればMの発音をするんだよという理解から一歩進んで、「くちびるを閉じたまま、鼻から音をだせ」と指示をしている記号なんだと理解してください。

ほとんどの人は감사합니다という文字列をみたら、「カムサハムニダ」って読むんだな、意味は「ありがとうございます」だな・・というところで終わってしまいます。

しかし、韓国人の発音を聴きとりたい、韓国人に通じるように話したいのであれば、

「감사합니다」を構成している「ㄱ ㅏ ㅁ ㅅ ㅏ ㅎ ㅏ ㅂ ㄴ ㅣ ㄷ ㅏ」というひとつひとつの記号がどのような発音をしろと指示しているのか?を理解をして、そのとおりに口と舌を動かせるようになる必要があるんです。

ハングルの指示通りに発音できれば、ネイティブに通じる発音になります。ネイティブに通じる発音ができれば、ネイティブの発音も聴きとれるようになります。

だから、ぜひあなたも、ひとつひとつのハングル記号が具体的にどのような発音を指示しているのか、学ぶところから始めてみてください。

ひとつひとつのハングル記号が具体的にどのような発音の指示を行なっているのかを学ぶ方法

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