아주、매우、너무、진짜の意味はいったい何が違うのか?

副詞とは動詞、形容詞を修飾する言葉

単語を覚えているときによくあるのが、

「同じ意味の単語がたくさんあって、どれを使えばいいのかわからない…」

ということです。

日本語訳をつけると同じ意味なのに、使い方が微妙に違う単語がいくつもあってよく混乱します。

私の場合、なにがどう違うのか訳がわからなくなったのが「副詞」でした。

副詞はそれ自体なくても文章の意味としては通じるのですが、「ものすごくいい」とか「絶対にダメ」というように文章で一番伝えたい動詞や形容詞の意味をより強調して、表現の幅を広げるために使われる単語のことです。

ちなみに上の例だと「ものすごく」「絶対に」が副詞の機能を果たしています。

今回は、光速インストールの受講者さまから副詞の意味の微妙な違いについて質問をいただきましたので、紹介します。

아주、매우、너무、진짜の違いとは?

【受講者さまからの質問】

以前から아주、매우、너무、진짜など、すごくとかとてもとか使いたい時の使い分けがよくわかりません。

너무とか진짜とかはどちらかというと会話とかで軽い感じに使うのかなと思ったりしますが、この単語にはこれを使った方がいいとかこれは合わないとかあるんですか?
基本的にどれを使ってもおかしくはないですか?

会話で使おうとする時にいつも迷ってしまいます…

【回答】

아주, 매우, 너무, 진짜について、それぞれ辞書で意味を調べてみると次のとおりです。(出典:naver日本語辞典)

아주

1.非常に;とても:甚だ;ずいぶん

2.全く;まるで;全然

3,すっかり;完全に


매우

1.非常に;とても;大変;至って;すこぶる;大層;甚だ;極めて


너무

1.余り;あんまり;ずいぶん;とても

2.度が過ぎる;あんまりだ


진짜(副詞)

1.本当に

진짜については、元の意味がホンモノ、ニセモノの「本物」という意味なので、日本語の「本当にすごい」とか「本当にかわいい」「本当に汚い」などと同じ感覚で使ってみれば、ほぼ間違いありません。「マジで」みたいなものですね。

しかし、아주・매우・너무については、それぞれに「とても」という訳語がつけられているので、違いがよくわかりません。

ただ、매우にはいろんな訳語が豊富に書かれていて、なんだか一番凄そうな意味を持っている感じもします。

너무>아주>매우

日本語辞典の訳語を比べてみる限り、아주・매우・너무の違いは全く無いような気がしてきますが、実際には多少の使い分けがあるんです。

この3つの副詞にはどんな意味の違いがあるのか、naverの国語辞典の説明から見てみましょう。

아주

보통 정도보다 훨씬 더 넘어선 상태로

→普通の程度よりはるかにもっと超えた状態で

매우

보통 정도보다 훨씬 더

→普通の程度よりはるかにもっと

너무

일정한 정도나 한계를 훨씬 넘어선 상태로

→一定の程度や限界をはるかに超えた状態で

もしかすると、「なんのこっちゃ」意味がわからないかもしれませんが、この微妙な説明の違いに注目すると次のような「意味の強さ」の違いがあることがわかります。

매우:普通の程度よりはるかにもっと

아주:普通の程度よりはるかにもっと超えた状態で

너무:一定の程度や限度をはるかに超えた状態で

너무については議論の余地なくこの3単語の中で一番強いニュアンスを出していますよね?

限界をはるかに超えてしまっているわけですから。

では、その次に強いニュアンスを持っているのはなにか?というと、아주です。

日本語辞典では매우に「極めて」という訳語が入っていたので、매우の方が強い感じがしてしまうのですが、韓国人に聞くと아주の方がすごい感じがするといいます。

naverの辞書では매우も아주も「普通の程度よりはるかにもっと」という部分では同じですが、他の辞書をみると아주の方を「最高と思われる水準をさらに超えた状態」と表現しているものもあります。

したがって、아주・매우・너무の強さを比べてみると、

너무>아주>매우

という関係が成り立っていることがわかるのです。

너무の意味が変わった!

너무が一番強度が強いニュアンスを持っているとはいえ、아주,매우とは少し使いかたが違います。(正確には違っていました)

というのも、너무は「一定の程度や限度をはるかに超えた状態で」というところから「否定的」なニュアンスを持っているからです。

要するに適当な限度を超えて「やりすぎ」だという状態を意味しているです。

なので、너무を使うと基本的に良い意味にはならないのです。

例えば、daumの辞書から例文を引っ張ってくると

꿈이 너무 큰 것 아니냐?(夢が大きすぎるんじゃない?)
약속 시간에 너무 늦어 버렸다.(約束時間に遅れすぎてしまった)
너무 심한 운동은 몸에 무리를 준다.(運動のやりすぎは体に無理を与える)
이 자장면은 나 혼자 먹기에 너무 많다.(このチャジャン麺は私一人で食べるには多すぎる)
우리 세 식구가 살기에는 집이 너무 크다.(我々3人家族が暮らすには家が大きすぎる)
문제가 너무 어려워서 하나도 풀지 못했다.(問題が難しすぎて、一つも解けなかった)

というように、全部マイナスの意味になっていますね。

ただ、2015年頃、韓国の国立国語院という政府機関がプラスの意味でも使って良いという「お触れ(?)」を出したんです。

会話の中で「너무 좋다(良すぎ)」とか「너무 고맙다(ありがたすぎ)」などという言い回しをすることがあるんですが、元々は日本語の「全然良い!」みたいな感じで、正式な使い方ではないスラングでした。

しかし、いまではこうした「너무と肯定的な言葉」を一緒に使うのが普通になりすぎて、正式な用法となったんです。

さらに、韓国人のブログを読んでみると、너무が広範囲に使われすぎているせいで、아주とか매우を使う機会が少なくなってきたと書いている人もいます。

となるとですよ、日本人が너무,아주,매우の使い分けについて、もうわざわざ深く考えなくてもよくなっているのかもしれません。

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