ハングルから学ばないといけない理由とは?
今日はちょっと初心者向けの話です。
韓国語光速インストールでは、まずはとにかくハングルを勉強していただいています。
なぜなら、ハングルを覚えないと韓国語が話せるようにはならないからです。
もちろん、韓国語を聞き取れるようにもなりません。
なので、フリガナを振って韓国語を勉強することがないようにハングルを覚えるところから始めてもらっています。
ハングルには、なぜ同じ発音の文字があるのか?
しかし、いざ勉強を始めると、韓国語には違う文字なのに似たような音があって、「どうやって使い分ければいいのかわからない」と言ってつまづく人が結構います。
「어と오」をカタカナで書いてしまうと両方「オ」ですし、「애と에」だったら両方「エ」ですからね。
「우と으」だったら両方「ウ」です。
同じ音なのになぜ二つの文字が存在するのか、意味がわからないというわけです。
しかし、この質問、実はちょっとおかしいんです。
逆に考えると、同じ音ならば、なぜ別々の文字が存在するんですか?ということです。
同じ音なら文字はひとつで十分ですよね?
しかし、別々の文字が存在する。
ということは、別々の音だから別の文字が存在するということです。
日本人の耳には同じに聞こえても、それが同じ音だとは限らない
これは日本人の耳には同じ音に聞こえるけど、それは日本語の感覚からの話であって、韓国人にとっては別の音に聞こえているから別々の文字が存在しているということを意味します。
韓国語は韓国人の言葉ですから、韓国人の立場にたって考えてみたら別々の音に違う文字が当てられているのは当たり前のことですよね。
英語を例に考えてみるとすぐに納得できると思います。
日本人が苦手としている「R」と「L」。
日本人にはどうしても使い分けることができません。
英語ネイティブがrightと発音していてもlightと聞こえたり、逆に自分ではriceと言ったつもりがliceと発音していたりするわけですね。
しかし、RとLが使い分けられないのはあくまで日本人の都合です。
英語ネイティブからするとRとLは違う音だから、当然のように使い分けているだけです。そこには理由はありません。
違う音だから違う文字がある
韓国語の「어と오」「※애と에」「우と으」も同じです。
韓国人からしたら明らかに違う音だから、違う文字があり、日本人が「あ」と「お」を使い分けているのと同じく、当然のように使い分けているのです。
もしかすると「お」と「を」、「わ」と「は」のような使い分けがあると考えてしまったのかもしれませんが、日本語がそうだからといって、韓国語も同じだというわけにはいきません。
発音に限らず韓国語を勉強していると、今後文法や、表現、単語などなど、日本語の感覚ではすぐに理解できないことがたくさん出てきます。
そのときは、ぜひ「韓国人になったつもりで」その言葉に臨んでみてください。
そこには日本人とは異なる韓国人特有の言葉の感覚、意味の捉え方が隠れていたりします。
韓国語を勉強するということは、韓国人の感覚、強いてはそこから生まれてくる考え方を理解するということでもあります。
こうした言葉の裏にある背景や文化まで関心が広がってくると、韓国語の上達のスピードも上がってきますよ!
※ただし、「애と에」は現在のソウル方言では同じ音になっています。
※日本語の「を」は、かつて「Wo」と発音されていました。
※日本語の「は」は平安時代に「Wa」と発音されており、助詞の「は」が現在でも「Wa」と発音するのはその当時の名残だと言われています。
もしあなたが単語の暗記やリスニング中心の勉強に行きづまりを感じているなら、もう一度勉強のやり方を見直したほうがいいというサインです。
なぜなら単語の暗記、リスニング中心の勉強は上達するのにものすごく時間がかかる方法だからです。
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