パッチムとは何か?つまづいた人のためのパッチム解説はじめの一歩

韓国語のパッチムは、つまり「ん」と「っ」みたいなもの

韓国語の勉強をしはじめて、最初に訪れる関門が「パッチム」です。

日本語には存在しない概念なのでなかなか理解ができずに、「なぜパッチムが必要なの?」と思ったり、発音のしかたがわからなくて無視してしまう人もいます。

しかし、韓国語にはどうしてもパッチムが必要です。

なぜなら、韓国語のパッチムは日本語の「ん」や小さい「っ」みたいなものだからです。日本語から「ん」や小さい「っ」がなくなったら、単語の意味が変わってしまいますからね。韓国語でも同じです。

この記事ではパッチムの意味がわからなかった人にも、とりあえず50%の理解がすすむ解説をします。

「か」と「かん」は違う単語である

いまから当たり前の話をします。

日本語の単語の「か」はどんな意味ですかと聞かれたら、あの血を吸う虫のことを思い出しますよね?

では、「か」に「ん」をつけた言葉である「かん」とは何ですかと聞かれたら、食べ物などを長期間保存できるようにするための金属製容器だと答えるはずです。

「か」と「かん」は「ん」という発音があるかないかだけの違いなのに、一方は虫を意味し、もう一方は人間の作った道具になるという大きな違いを生むわけです。

同じように「き」だと植物なのに「きん」になると貴金属になったり、「け」は人や動物から生えている柔らかいものだったのが「けん」だとカッチカチの戦う道具になるなど、「ん」があるかないかで言葉が指し示す対象が全然違ってきます。

・か→蚊:かん→缶
・き→木:きん→金
・け→毛:けん→剣

また、小さい「っ」もあるとないとで意味が変わってしまいます。

・今日ソウルにいった
・今日ソウルにいた

では、もし日本語から「ん」や「っ」が無くなったらどうなるんでしょうか?

もちろんまともな意思疎通ができなくなりますよね。「かん」や「きん」という単語を表現したくても「蚊」や「木」になってしまいますし、「いった」と「いた」では意味が違うからです。

まぁ、当たり前ですよね。

ところで、韓国語のパッチムもこの「ん」や「っ」と同じです。パッチムのある・なしは、発音だけをみるととささいな音の違いに過ぎないのですが、もしパッチムを無視してしまったら単語の意味が全く変わってしまう事態をひきおこします。

つまり、パッチムは単語の意味を左右するとても大事な音の要素で、韓国語でまともな意思疎通をするために絶対無視できないものなんです。

「ん」も「っ」も母音のうしろで発音される

パッチムの理解を進めるために、もう少し日本語の「ん」「っ」の話をします。

「ん」は、難しい言葉だと「撥音(はつおん)」というのですが、「撥音」を辞書のデジタル大辞泉で調べるとこんな説明が書いてあります。

国語の音節の一。語中または語尾で1音節をなす鼻音。「ん」「ン」と表記される。

また、小さい「っ」を難しい言葉にすると「促音(そくおん)」というのですが、同じくデジタル大辞泉「促音」の説明にはこうあります。

日本語の音節の一。語中にあって、カ・サ・タ・パの各行の頭子音と同じ閉鎖音または摩擦音の調音の態勢で1音節をなすもの。「こっか(国家)」「いっさつ(一冊)」「カット」「あっぱれ」などのように、「つ」「ツ」を小さく書いて表す。つまる音。促声。〜中略〜 また、感動詞や擬声語などでは、「あっ」「きゃっ」のように、語末に現れることもある。

なんのこっちゃと思われたかもしれませんが、ポイントはオレンジでマークした部分です。

つまり、

「ん」:語中または語尾に出てくる鼻音

「っ」:語中または語末に現れるつまる音(閉鎖音または摩擦音)

まだわかりにくいかもしれませんよね。もう少し噛み砕いてみます。

「ん」は母音のうしろで発音される鼻音

例えば、「かん」や「きん」の「ん」の部分を発音するとき、口の中で舌を動かさずに、鼻から息を出す感じがしますよね? 「ん」はこの鼻から息を出す音で、鼻から出す音のことを「鼻音」といいます。

「鼻音」はローマ字で書くと「n」や「m」で表記します。なので「na, ni, nu, ne, no(なにぬねの)」や「ma, mi, mu, me, mo(まみむめも)」は鼻音から始まる50音の発音です。

「ん」もローマ字で書くと「n」になるので、やはり鼻音です。ただ、「ん」は、「かんじ」や「せんせい」などのように単語の最後や単語の途中にしか出てこず、単語の先頭には出てきません。

「ん」とは、語中か語尾に出てくる鼻音だということです。

そして、「ん」と小さい「っ」をのぞいて、日本語の発音はすべて母音で終わります。「ん」は語中か語尾に出てくるということは、必ず母音が発音された直後に発音される音なんです。

つまり、「ん」は、母音が発音された直後で発音される鼻音なわけです。

「っ」は母音のうしろで発音されるつまる音

小さい「っ」は、口や舌を動かさずに、次の音を発音する前にちょっと止まる感じで発音をします。

例えば、「きって」や「さっか」の「っ」の部分では発音が止まった感じになります。この止まった感じを「つまる音」言っているわけです。

小さい「っ」は、「ん」と同じように語中か語尾に出てくる音です。単語の先頭である語頭では発音されません。その意味で小さい「っ」も必ず母音が発音された直後で発音される”つまる音”だということです。

パッチムも母音のうしろで発音される音である

長々と日本語の説明をしてしまいましたが、韓国語のパッチムに話を戻します。

パッチムとは何か?

日本語の「ん」や小さい「っ」みたいなものだとお伝えしました。

なぜなら、パッチムとは、韓国語の発音のうち、母音のすぐうしろで発音される「鼻音」もしくは「つまる音」のことだからです。

言い換えれば、

  • 日本語の「ん」のように、母音のすぐうしろで発音される「鼻音」をパッチムと呼びます。
  • 日本語の「っ」のように、母音のすぐうしろで「つまる音」もパッチムと呼びます。

パッチムがどういうものかイメージがつきましたでしょうか?

日本語にもある音から考えてみると、それほど特別な発音ではないことがわかっていただけたかと思います。

ただ、ここまでの説明でパッチムの理解度50%です。まだ100%ではありません。

この先で「鼻音」でも「つまる音」でもない第3のパッチムが出てきたり、「鼻音」のなかにも発音が3種類あったり、日本語にはない発音や考え方が続出してくるんですよね。しかし、パッチムが「ん」や「っ」と似ていることすら知らないとこの先を勉強しても頭に入らないので、まずはここまでしっかり理解を深めてください。

続きは別の記事で。감사합니다.

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