あなたは、韓国語は結構難しい文章でも読めるのに、それより簡単な韓国語でもリスニングができるようにならないと、悩んではいませんか?
私もかつて8年間韓国語を勉強しつづけていたのに、ずっとリスニングが苦手なままでした。
毎日数時間リスニング教材の音声を聞き続けて、シャドーイングやディクテーションを何度もくり返したにもかかわらず、やはり聴き取れるようにはなりませんでした。
この記事では、私が韓国語を聴き取れはじめたときにようやく気がついた、私のリスニングを邪魔していた原因について書いていきたいと思います。
あなたのリスニングを邪魔している原因とは?
韓国語の勉強をしていてぶつかる壁というのは結構ありますが、リスニングに関する壁が一番多いような気がします。
・知っている単語は多いのに聴き取れない
・文章にすると難なく読めるのに、音になると聴き取れない
・毎日聞いている教材の音声なら聴き取れるけど、はじめて聴く音声だと聴き取れない
・毎日音声を聞いていても、やはり聴き取れない
聴き取れるようになるには、確かに単語を知っていなくてはなりません。
フレーズも知っていた方がいいでしょう。
しかし、それだけでは聴き取れるようにはならない・・というのはあなたもおそらく実感されていると思います。
では、なぜ聴き取れないのか?
ここでひとつ質問です。
あなたは韓国語をリスニングしているときに、どんなことが頭に思い浮かんでいますか?
特にはじめての音声を聴いたときに何が頭に思い浮かんだのか、試してみてください。
その思い浮かんだ「もの」がリスニングの邪魔をしています。
いかがですしたか?
思い浮かんだのは風景ですか?
それとも単語や文章の意味でしたか?
おそらくそうではないでしょう。
初めて聴いた音声で風景や意味が思い浮かぶのはなかなか難しいはずです。
では、あなたの頭に浮かんだものは何なのか?
もしかすると
それは「カタカナ」ではありませんでしたか?
もしあなたが韓国語を聞いていて、カタカナを思い浮かべてしまったとしたら、残念ながら8年前の私と同じく赤信号です。
いまのままの勉強方法を続けていても、韓国語を聴き取れるようにはなりません。
なぜでしょうか?
理由は3つあります。
カタカナを思い浮かべると韓国語のリスニングができない理由
1)カタカナは韓国語の発音をありのままに書き表せないから
韓国語の発音って何種類あるか知っていますか?
理論上では3000種類に及びます。
母音が21、子音が19。
これを掛けると399種類。
さらに、この399音にパッチムの音7種類が加わりますので、
399x7で2793種類。
399+2793を足せば、3192!!
実際には使われていない音が大部分ですので、ここまで覚える必要は全くないのですが、一方で日本語の発音は何種類あるのでしょうか?
50音に、濁音、半濁音、促音などなど考えられるものすべて足しても、150種類程度にしかなりません。
つまり、日本語にはなくても韓国語にはあるという発音が3000種類もあるということです。
ところでカタカナはこの日本語を表現するための文字ですよね。
だから、日本語にある音は表現することができますが、日本語にはない音は書き現わすことができません。
だから、英語の発音をカタカナで書くと、現実の英語とは似ても似つかない音になってしまいます。
カタカナ英語だと発音が全然違うので、英語ネイティブに通じないのはご存知のとおりです。
これは韓国語もでも同じです。
カタカナ発音の韓国語で韓国人に話しかけても、ほとんど通じることはありません。
発音が違いすぎるからです。
では、聴き取るときはどうでしょう?
やはり、韓国語を聞いてカタカナを思い浮かべているということは、元の韓国語とは違う発音にねじ曲がって聞こえているということを意味しています。
2)単語の意味を思い出すのに時間がかかるから
カタカナを思い浮かべるから、韓国語の音とは違う音に聞こえている・・という話はもしかするとわかりにくいかもしれません。
しかし、二つ目の理由はおそらく思い当たるフシがあるはずです。
あなたは韓国語の単語をどうやって覚えていますか?
まさかカタカナだけで覚えているということはないでしょう。
おそらく必ずハングルを使って覚えているはずです。
そうだとすると、リスニングしてカタカナを思い浮かべていると、単語の意味を思い出すまでワンテンポ時間がかかるということになります。
つまり、
耳から音が入ってくる
↓
どんな音だったか、カタカナで思い浮かぶ
↓
カタカナで思い浮かべた音を頼りに覚えた単語を思いだす。
↓
思い出そうとしている間に、話は次の単語に進んでいる
↓
次の単語を聴き逃す
↓
2連続で単語の意味がわからなくなる
↓
そのあとに出てくる単語を聞いても、文章の意味がわからなくなる
ハングルを使って単語を覚えたのに、カタカナが浮かんでしまうと、あたまのなかで整合作業しなくてはならなくなります。
しかし、音は一瞬で消えてしまって、影も形もなくなります。
だから、話についていけなくなって、意味がわからなくなるのです。
3)音変化・連音化した音についていけない
ふたつめの理由は、あなたにも心当たりがあったのではないかと思います。
そして、この三つ目の理由も経験したことがあるでしょう。
韓国語は単語の並びによって単語の発音が変わる音変化があります。
ハングルで書かれた文章を音読すれば、どう変わっていくのかは勉強していればわかるでしょう。
しかし、文字がないリスニングではどうでしょうか?
特にカタカナが思い浮かんでしまうと、どこが単語の区切りかわけがわからなくなりますよね・・。
韓国語のリスニングで一番難しいところです。
では、どうすれば聴き取れるようになるのか?
それはカタカナが思い浮かばないようにすればいいということです。
カタカナを思い浮かべているということは、カタカナで韓国語を聴いているということと同じです。
韓国語を表現するには文字数が足りなすぎるので、韓国語の発音をそのまま受け取れていないことになるからです。
私は8年勉強して、ようやくこのことに気がつきました。
というよりカタカナで韓国語を聴いているなんて、想像もしたことがありませんでした。
カタカナで聴き取るのをやめれたとき、韓国語がキャッチできるようになったのです。
韓国語をカタカナで聴き取らないようにするトレーニング方法
ただ、カタカナで聴き取らないといっても、日本人である以上、この世界の音をカタカナで聴くことが骨の髄まで染み込んでいるので、簡単にやめることができません。
では、どういうトレーニングをすれば、カタカナを止めてありのままの韓国語を聴き取れるようになるのでしょうか?
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