前回の記事
を載せたあと、受講生の方から次のような質問をいただきました。
진짜と정말の違いです。 Naver辞書でみると同じような言葉に思えてしまうのですが…
。 よくドラマでも진짜?정말? と一言で聞き返している場面がありますが、 どのように使い分けているのかわからないので教えてください。
日本語で「本当?」とか「ウソ、マジで〜?」と反応するシチュエーションで使う韓国語なんですが、確かに私も昔、何か違いがあるのかな?と考えてしまったことがありました。
今回は진짜と정말、そして참の違いについて考えてみます。
「本当?」「マジで?」として使う時は全く同じ
ドラマで잔짜?정말?と聞き返しているのを日本語にすると「本当?」「マジで?」という意味ですが、結論から言うと、この使い方では事実上違いはありません。
진짜を使うか정말を使うかは、人の言語習慣によって違うだけですので、あなたが話すときも好きな方を使ってみてください。
また
진짜 좋아(本当にいい)・정말 좋아(本当にいい)
잔짜 예뻐(本当にきれいだ/かわいい)・정말 예뻐(本当にきれいだ/かわいい)
진짜 열받아(本当に頭にくる)・정말 열받아(本当に頭にくる)
などと「副詞」的に使うときも、事実上の違いはありません。
そして、この진짜, 정말のかわりに참を使っても、やはり意味は同じになります。
참 좋아(本当にいい)
참 예뻐(本当にきれいだ/かわいい)
ただ、「本当?」「マジで?」と反応するときに「참?」という言い方はしないのと、語呂的に참 열받아というのは聞いたことがありません。
人によっては정말, 진짜を使うときと참を使うときの気分が多少違う可能性があります。
ここはいろんな韓国人に聞いてみないとはっきりしませんが、진짜 / 정말と참の間にはうっすら線引きができるということは言えそうです。
ただし、元の意味は明確に違う!
このように진짜と정말は全く同じ、참は少し違う感じもするけれどやはり同じに感じてしまうのですが、元の意味を見てみると진짜と정말、참には明確な意味の違いがあります。
例によって、naver国語辞典の意味を見てみましょう。
본뜨거나 거짓으로 만들어 낸 것이 아닌 참된 것.
(真似したり嘘で作り出したものではない真正なもの)
거짓이 없이 말 그대로임. 또는 그런 말.
(嘘がない、言葉通りであること。またはそのような言葉)
사실이나 이치에 조금도 어긋남이 없는 것.
(事実や理致に少しも違えがないこと)
辞書の説明文もちょっとわかりづらいので、違いがよく見えないかもしれません。
しかし、それぞれの反対語を確認すると違いが明確になってきます。
その反対語とは、
진짜 →가짜(偽物)、모조(模造)
정말 →거짓말(うそ)
참 →거짓(偽)
です。
この反対語からもう一度意味を考えてみると、次のようになります。
「偽物」「模造」の反対は? →本物 =진짜
「うそ」の反対は? →本当(真実)の言葉 =정말
「偽」の反対は? →真 =참
要するに、
진짜は、ホンモノニセモノの「本物」。
정말は、ウソホントの「本当」。
참は、真偽の「真」。
これが元々の意味だということです。
ただ、「本当にいい」などというときの副詞的用法になると、どれも一緒の意味になってしまうということなんですね。
ぜひ覚えておいていただければと思います。
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